(社)日本農芸化学会 西日本支部主催「夏のバイオ教室」詳細募集要項

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1.趣旨
 近年、我が国においては、科学技術に対する関心の低下が指摘されており、特に「若年層の理系離れ」が衆目の一致するところとなっております。このような兆候を改善するためには、科学に対する豊かで優れた素養を持った若年層を育てていくことが急務であると考えられます。特に「21世紀はバイオの世紀」とも言われるように、我が国におけるバイオ技術の更なる発展と理解は危急の課題の一つと言えます。
 バイオサイエンス・バイオテクノロジーに対する豊かな創造性を持った若年層を育成するためには、ハイレベルで、多様なバイオ技術体験学習の機会を提供し、青少年の心に感動や興味等をもたらし、得られた感性を大切に、かつ、創造的に育成していくことが肝要であります。
 本企画「夏のバイオ教室」は、(社)日本農芸化学会西日本支部が、支部活性化事業の一環として、次世代の農芸化学研究を担う若手研究者を育成すると共に、広範なライフサイエンスの研究領域を網羅する農芸化学会の研究活動を若年層にも認知していただくことを目的としております。本企画は、日本農芸化学会に所属する九州大学大学院農学研究院の教官が直接高校生に最新の研究技術・知識を提供する「バイオサイエンス創造企画」です。

2.主催・後援等
 主催:(社)日本農芸化学会 西日本支部
 後援:九州大学農学部

3.実行委員会
 「夏のバイオ教室」実行委員会 
  委員長 緒方 靖哉 ((社)日本農芸化学会 西日本支部 支部長、九州大学大学院 農学研究院 教授) 

4.実施日時
 平成13年8月23日(木)午前10時〜午後5時

5.会場
 〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1  九州大学農学部 

6.募集対象
 福岡県内の高校1、2年生
(参加希望者多数の場合は、実行委員会で選考させていただきます)

7.企画概要
 本企画では、高校生が日本農芸化学会 西日本支部に所属している九州大学大学院 農学研究院の教官の研究室を訪問し、それぞれの研究室が行っている研究に沿った、実習・実験を主体としたバイオ体験学習、教官や大学院生および参加者同士の交流を行います。実際の研究活動の体験を通して、農芸化学研究をはじめとするバイオ研究の最前線を知っていただきます。
本企画で受入先となる研究室は以下のとおりです。
九州大学大学院 農学研究院:
 生物保護管理学、農業薬剤化学、土壌微生物学、生物機能制御学、生物化学、栄養化学、食糧化学、畜産化学、食品分析学、食品製造工学、食品衛生化学、発酵化学、微生物工学、海洋資源化学、遺伝子制御学、蛋白質化学工学、細胞制御工学、微生物遺伝子工学

参加研究室紹介と実習内容案内

8.実験指導
  九州大学大学院 農学研究院 教官および大学院生(実習補助)

9.募集人数
  60名程度(各研究室あたり、受入人数は約3名です)

10.参加費
   無料(但し、農学部までの交通費、食事代は本人負担していただきます)

11.応募方法
公募(応募資格:福岡県内の高校1、2年生)
志望者は、別紙応募用紙にて応募くださり、各高校ごとに志望者をまとめて、日本農芸化学会西日本支部までファックスにてお申し込み下さい。

応募用紙(PDF形式:8 kb)

(1) 応募締め切り: 平成13年7月25日(水)
(2) 実行委員会が選考を行い、参加者を決定します。
(2)通知: 選考結果は平成13年7月下旬までに在籍高校宛に通知します。
   また、参加者には別途詳細をご連絡します。
(3)実習研究室が希望と異なる場合もございますが、ご了承下さい。

12.連絡先
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 
九州大学大学院 農学研究院 遺伝子資源工学部門 細胞制御工学講座 
片倉 喜範(日本農芸化学会 西日本支部 庶務幹事)
Tel. & Fax 092-642-3050

13.その他
 本企画は九州大学農学部アドミッションオフィス方式(AO)による選抜の志願者のための体験授業プログラムの一環としております。農学・バイオ関係の研究に興味を持つ高校生および九州大学農学部の研究に興味を持つ高校生の皆さんの参加を歓迎いたします。


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