2021年度と2022年度の西日本支部長の拝命いたしました九州大学大学院農学研究院の中山です。西日本支部長就任に当たり、本ホームページをお借りして、ご挨拶させていただきます。
 まず、何と言いましても、昨年来続きますコロナ禍の中での学会運営を、まだしばらく余儀なくされることとなると思います。このことにつきましては、すでに前酒井支部長の時代に、種々支部イベントにおいて、感染対策を講じながら行う方式に一通り路線を引いていただきました。その中で、様々な不都合や問題点が浮かび上がる反面、工夫次第では活動の効率がよくなるという点も、いくつか浮かび上がってきたようです。まず何と言ってもリモートシステムの導入ですが、face-to-faceでの交流ができないという最大のデメリットがありますが、一方では、物理的な移動なく情報収集できるといったメリットを、学生会員から名誉会員まで多くの学会員が感じているようです。これは、実際のデータに表れておりまして、学会関連のいくつかのイベントにおいて、参加人数が増えてものがあるようです。しかも、例えば、支部のイベントのように地方での開催であっても、他支部や遠隔地からの参加者が目立っているということも聞きます。
 私自身は、このコロナ禍のおよそ2年目に西日本支部長を引き継ぐことになりましたが、このようにイベント開催には様々な方式があり、それらを適材適所に導入することで、会員の皆様に効率よく学会活動に参加していただけるようにできるということが分かりましたので、その経験値を活かした形で、支部関連のイベントにも工夫を加えていければと感じております。
 現在のコロナ禍において、研究室のような小さな社会から、農芸化学会のような大きな社会に至るまで、膝を交える交流の機会が奪われ、ある種の歪んだ活動を余儀なくされているものと思います。しかし、あと1年ほどでワクチンも行き渡り、コロナ禍も沈静化してくるものと思われます。その時には、また、face-to-faceの交流が思う存分できるようになります。よって、私が支部長として2年目を迎える時には、イベント開催の形式が従来型と新型の両者の選択が可能になるものと思われます。その時には、この2年間のコロナ禍における経験も活かし、より活動的で効率的な支部の運営ができればと考えております。ポストコロナ時代の波に上手く乗れるように舵取りする所存ですので、どうか皆さまの積極的な参加と、手厚いご指導ご鞭撻を賜りたく存じます。