2023年度と2024年度の西日本支部長の拝命いたしました九州大学大学院農学研究院の立花です。西日本支部長就任に当たり、本ホームページをお借りして、ご挨拶させていただきます。

 日本農芸化学会は、バイオサイエンス・バイオテクノロジーを中心とする多彩な領域の研究者、技術者、学生、団体等によって構成される1924年に設立された学術団体です。以来、組織の面でも着実に発展し、2024年には創立100周年を迎えます。西日本支部は関西支部に続く2番目の支部として1936年に設置されて以来、例会および支部大会を開催しております。ここ3年間あまり、様々な行動制限により沈滞した雰囲気が横溢しておりましたが、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したこともあり、ようやく多くの活動を取り戻しつつあると考えております。西日本支部の会員各位におかれましても、今後ますます日本農芸化学会をご活用されることを祈念いたします。

 今年度は懇親会を併催する形で支部例会を福岡で6月に開催することを皮切りに、支部大会は中四国支部のお世話で、中四国・西日本2支部の合同大会として高知県立大学で開催されます(9/21-22)。また、来年の支部大会は本支部内の会員の皆様のご協力をいただき、佐賀大学にて西日本支部単独で開催予定です。さらに、2024年春には東京において本学会の創立100周年記念大会が予定されており、その準備が着々と進められております。

 このような事業の円滑な実施のためにも、支部会員の皆様には色々とお力添えをいただくことになるかと思いますが、何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。